コチミノブログ

元作曲家で現在子育て中の専業主婦があれこれ楽しくつぶやきます。

ちょっとだけ物知り講座。すべての電子オルガンをエレクトーンと呼ぶのは間違い?!

こんにちは、コチミです。

いきなりですが、皆さんは何か習い事をしていましたか?もしくは現在習い事をしていますか?

ちなみに私は小さい頃にピアノを習っていましたので、

「ピアノを習っていました。」

と答えますがそれと同じようにエレクトーンを習っていたら、

「私はエレクトーンを習っていました。」

と答えますよね。

「エレクトーン?いえいえ、ドリマトーンを習っていました。」

「え?」

「だからドリマt…」

となるほど、「エレクトーン」という呼称は「ピアノ」に匹敵するほど浸透していますが、どのメーカーの鍵盤楽器も「ピアノ」と呼ぶのに対して、「エレクトーン」はヤマハ株式会社の電子オルガンの商品名なのです。

「いえいえ、私は電子オルガンを習っています。」

これでも、そうなんだ〜となりますが、ちょっとピンと来ない…。「エレクトーン」という呼称の浸透率、凄いです!

というわけで、ピアノとちょっとだけ各メーカーの電子オルガンをご紹介。

 

ピアノ

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https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ピアノ

鍵盤楽器の一種で鍵盤を押すと、鍵に連動したハンマーが弦を叩いて音が出るものをいいます。なのでヤマハ、ローランド、カワイ、そしてあのトップブランド、スタインウェイのもみんな「ピアノ」と呼びます。

ちなみにドイツ語でピアノは「クラヴィーア」、イタリア語では「ピアノフォルテ」と呼びます。

 

 エレクトーン

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http://m.jp.yamaha.com/products/musical-instruments/keyboards/el-organs/electone/els-02x/?mode=enlarge

ヤマハ株式会社の電子オルガンです。

ヤマハのエレクトーンの中でも一番メジャーなのが、「エレクトーン・STAGEA」。写真はプロフェッショナルモデルでお値段1,580,000円なり(゚д゚)

このような写真のものをみんな会話の中で「エレクトーン」と呼んでいます。

 

 

ドリマトーン

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https://www.kawai.jp/product/dt9/

河合楽器製作所の電子オルガンです。

こちら最高峰モデル「DT9」、お値段1,570,000円なり(゚д゚)!

 

 

ミュージック・アトリエ

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https://www.roland.com/jp/products/at-900/

ローランド株式会社の電子オルガンです。

私もこの呼称だけは初耳でした。こちらは最新モデルの「AT-900」、お値段見当たりませんでしたが、たぶんこれも目玉が飛び出るほどのお値段するんでしょうね!

 

 

いかがでしたか?

私はカワイのピアノ教室に通っていたときに、ちょっとだけ興味があってドリマトーンを習ったことがありました。

ピアノと違って、様々な音色やドラムの音も鳴りますし、左足でベース音を弾き、右足で音量の調整やフィルインを鳴らすなど、四肢全部を使って演奏しますので、めっちゃ楽しかったです。でもこれをちゃんと極めるにはピアノと同じように何十年も鍛錬が必要な楽器だなと思います。

 

「何か習ってるん?」

「私エレクトーンやってるねん。」

「ほーん。んじゃヤマハに習いに行ってるんや〜(ドヤ)」

「(ウザっ)」

となりそうな気もしますので、今日の知識は胸の中に留めておくのが賢明かと思われます( ^ω^ )

 

それでは、ピアニッシモーン♪